3D TIMONお客様交流会 in Tokyo

2019.10. 4 Fri

フクラシア丸の内オアゾ
丸の内北口ビルディング16階

交流会13:00~ 懇親会18:15~

毎年多くのお客様・パートナー企業の皆様に参加いただいている「3D TIMON® お客様交流会」。
今回もゲストスピーカーによる3D TIMON®の活用事例プレゼンテーションや
新製品のご紹介など、皆様のビジネスに役立つ情報を豊富にお届けします。
ふるってご参加ください。

樹脂成形・CAEの“最先端”が、
ここにある

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600社以上が参加

「3D TIMON® お客様交流会」は、今年で19回目を迎えます。これまで参加いただいた企業は600社以上に上ります。今年も東京・名古屋での開催を予定しています。

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豊富な最新事例・技術情報

最先端の研究に関する特別講演やお客様からの先進活用事例紹介、東レグループや当社からの技術・製品情報提供、さらに販売代理店によるパネル展示も実施します。

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ここでしか聞けない話も

交流会後には、当社との、そしてお客様同士の自由闊達なコミュニケーションの場として懇親会も開催しています。さまざまな情報を共有できると毎年ご好評いただいています。

講演内容・スピーカー

  • 名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター総長補佐 ナショナルコンポジットセンター担当 (産学連携担当) 特任教授 石川 隆司 様

    特別講演

    「名古屋大学NCCで実施している自動車に熱可塑CFRPを適用する
    プロジェクト紹介とそこでの3D TIMON®の重要性」

    名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター総長補佐 ナショナルコンポジットセンター担当 (産学連携担当) 特任教授 石川 隆司 様

    名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター
    総長補佐 ナショナルコンポジットセンター担当(産学連携担当)
    特任教授 石川 隆司 様

    NEDO資金により名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)で実施している熱可塑性CFRPを自動車構造に適用する技術開発プロジェクトについて紹介します。技術の根幹はLFT-D(Long Fiber Thermoplastic - Direct)と呼ばれる、熱可塑性プラスチックと非連続炭素繊維を混練したものをプレス成形して構造を製造することにあります。この材料を設計可能とするためには、プレス過程での繊維の配向予測が極めて重要であり、そのために3D TIMON®は決定的役割を果たしていることに言及します。

  • お客様事例発表-1

    「光ファイバによる射出時型挙動の詳細計測と3D TIMON®による現象考察」

    株式会社富士テクニカルリサーチ
    名古屋テクニカルセンター NTC事業開発室
    室長 高原 忠良 様

    光ファイバをセンサーとする計測方法にて、射出成形時の型のひずみ&温度の経時変化および分布を詳細に計測したところ、樹脂充填完了と同時に型全体で圧縮ひずみが観察されました。3D TIMON®で求めた型内圧力の各部位での時間変化と型剛性解析を連成し、計測挙動を定量的に再現できました。さらに型変形対策案をデジタル検討しました。

  • お客様事例発表-2

    「樹脂溜まり適用による転がり軸受用保持器のウエルド強度向上」

    日本精工株式会社
    コア技術研究開発センター 高分子材料開発グループ
    副主務 倉本 吉和 様

    樹脂製品の最弱部であるウエルドの強度を向上させるため、樹脂流動解析を用いて樹脂溜まりの仕様を検討しました。解析の検討指標としてウエルド形成部における樹脂の移動量に着目し、解析および実験から有効性を検証しました。本技術を転がり軸受用樹脂保持器に適用し、ウエルド強度を大幅に向上させました。

  • お客様事例発表-3

    「タムロンにおける樹脂化設計評価の運用」

    株式会社タムロン
    基礎開発三部 開発一課
    柴田 恭輔 様

    弊社タムロンにおいて実施している3D TIMON®による流動解析を使った樹脂化設計評価の運用について、具体的事例を用いてご説明します。

  • グループ会社発表

    「硬化反応中のエポキシ樹脂のガラス転移温度をリアルタイムで追跡する新技術」

    株式会社東レリサーチセンター
    材料物性研究部
    研究員 古島 圭智 様

    高速カロリメトリーを用いて、熱硬化性樹脂を適切な条件で昇降温させることにより、硬化(架橋反応)に伴うガラス転移温度の変化を反応初期から終盤まで同一試料片でリアルタイムに追跡できる技術を確立しました。本技術により、熱硬化プロセスの条件設定・最適化や材料スクリーニングが簡便にできるようになりました。

  • 弊社発表

    「3D TIMON®最新バージョンR6.0と新商品のご紹介」

    東レエンジニアリング株式会社
    エレクトロニクス事業本部
    第三事業部 技術二部

    1)3D TIMON® R6.0のご紹介
    2)DesignCAE for Plasticsのご紹介
    3)AI-TIMONのご紹介
    4)ロードマップ

過去の講演内容はこちらをご覧ください

2019年秋、2つの新製品が登場

新製品イメージ

AI-TIMON

AI-TIMONは、お客様の貴重なCAE資源を活かして精度向上と効率化を図ることができるシステムです。
そり解析の精度を高めたいというお客様からの声にお応えし、学習モデルを活用したそり解析の高精度化を実現。さらに、過去データの「見える化」によって課題解決の糸口発見、解析作業の効率アップが可能になります。

新製品イメージ

DesignCAE for Plastics

成形品のそり変形は「形状で決まるもの」と「成形で決まるもの」に分類できますが、前者は形状を変更しないと対策ができません。
DesignCAE for Plasticsは、製品設計時に形状を決める段階で、そりを抑えたるためのアイデアを提供します。

懇親会

業界、会社の枠を越えて、親交を深め、情報を共有していただく場として開催しています。
軽食もご用意しておりますので、皆様ふるってご参加ください。

スケジュール

12:30~13:00 受付・パネル展示
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~14:35

【特別講演】
名古屋大学NCCで実施している自動車に熱可塑CFRPを適用するプロジェクト紹介とそこでの3D TIMON®の重要性

名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター
総長補佐 ナショナルコンポジットセンター担当 (産学連携担当)
特任教授 石川 隆司 様

14:35~14:50 休憩・パネル展示
14:50~15:20

【お客様事例発表-1】
光ファイバによる射出時型挙動の詳細計測と3D TIMON®による現象考察

株式会社富士テクニカルリサーチ 名古屋テクニカルセンター NTC事業開発室
室長 高原 忠良 様

15:20~15:50

【お客様事例発表-2】
樹脂溜まり適用による転がり軸受用保持器のウエルド強度向上

日本精工株式会社 コア技術研究開発センター 高分子材料開発グループ 
副主務 倉本 吉和 様

15:50~16:20

【お客様事例発表-3】
タムロンにおける樹脂化設計評価の運用

株式会社タムロン 基礎開発三部 開発一課
柴田 恭輔 様

16:20~16:35 休憩・パネル展示
16:35~17:05

【グループ会社発表】
硬化反応中のエポキシ樹脂のガラス転移温度をリアルタイムで追跡する新技術

株式会社東レリサーチセンター 材料物性研究部
研究員 古島 圭智 様

17:05~17:55

【弊社発表】
3D TIMON®最新バージョンR6.0と新商品のご紹介

東レエンジニアリング株式会社 エレクトロニクス事業本部 第三事業部 技術二部

17:55~18:00 閉会挨拶
18:15~19:30 懇親会

アクセス

フクラシア丸の内オアゾ 丸の内北口ビルディング16階
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6?4
(東京駅丸の内北口 徒歩3分)

会場へのアクセス案内